毎年年の瀬の恒例になっているのが、M-1王者は誰か?
これはお笑いに詳しくない人でも否応なしに耳にするはずだ、それだけ世間を盛り上げているし、影響力もある。
芸人としてはM-1チャンピオンになれば世間はチヤホヤしてくれるし、仕事も増える!そして賞金1000万円も美味しいご褒美だろう。
もし優勝しなくてもインパクトを残す芸人はブレイクする。
例えば去年は3位だったぺこぱなどはその最たる芸人だ。
今年2020年のM-1王者はマジカルラブリーだった、2位と3位は同着でおいでやすこがと見取り図。
思うに彼ら3組は去年に比べると全員が3位くらいのインパクトだったと思う。。いや、、4位かな。
去年と比べるのはあまりにも酷だ。神回と呼ばれた去年はミルクボーイの圧倒的なしゃべり漫才と安定感のある二刀流かまいたちの破壊力、ぺこぱの松陰寺は化粧していて一見つまらなそうな見た目だが「ツッコミ」なのに「つっこまないで受け入れる」全く斬新な変則的漫才を披露した。
面白さで言えばミルクボーイ、かまいたちには及ばなかったがぺこぱのインパクトも凄かった。
マジカルラブリーもおいでやすこがも見取り図もインパクトは弱かった気がする。
マジカルラブリーは「あれは漫才か?」と未だに議論されているような変則的な漫才。
電車のつり革に捕まりたくない!と豪語する野田、そして実際やってみる~という流れで野田クリスタルがひたすらつり革に掴まない激しい動きを初めて、それに対して突っ込むスタイル。
ほぼ野田は無言で動きだけで笑いをとった!!
数年前、上沼恵美子に酷評されたスタイルとほとんど変わらないやり方で自分達のスタイルを磨きあげて酷評を絶賛に変えたのだ。
その点ではファンからは「カッコいい!」「スタイル変えないで王者になるのは凄い!」と絶賛。
一方マジカルラブリーに批判的な意見もある。「あんなのは漫才じゃない」
と
漫才なら見取り図が優勝だ!との意見が多いようだ。
見取り図の漫才は確かに面白い!
最近のM-1の常連だし必ず滑らないで笑いをとる。
見取り図は例年通りの漫才をやったイメージの面白さだった。
つまり、4位くらい。
おいでやすこがは歌ネタでマジカルラブリーと展開は似ているかもしれない。1つのネタに数々の同じスタイルでのボケ。
おいでやすこがは雰囲気としてはおぎやはぎっぽい。
何となくおいでやすこがは来年活躍しそうな雰囲気だ。
マジカルラブリーも少しは出てくるはずだが、、
実際はわからない。
今年のM-1は外れとまではいかないが大当たりではなかったのが事実。
かつてはとろサーモン、トレンディエンジェル、銀シャリなどは優勝したのにパッとしなかったコンビもある。
つまり優勝が絶対ではない。
面白いと思えば笑えばいい、いや笑ってみれば面白い。
笑うから面白い、お笑いを競うなんて本当に平和だし心が暖まる。
価値観は様々だつまらないとおもう人もいれば面白いと思う人もいる。
それで良い、今回大当たりじゃなくてもお笑いのレベルが下がったわけではない、たまたまだ。
M-1に出場した全ての芸人達にとにかくお疲れ様でした!と言いたい。
また来年笑わせてください!!
マジカルラブリーはFUJIWARAっぽくなりそう。
おいでやすこがはおぎやはぎ、見取り図はパンクブーブーのような立ち位置になるか?