極真空手やK-1で活躍したニコラス・ペタス(50)がキレキレのリングアナトークが周囲を驚かせた。
7月8日、ブルガリア・ヴァルナにて開催された格闘技イベント『戦士(SENSHI)』にてリングアナとして大いに盛り上げたのだった。
青い目の侍!という肩書きで大山師範の内弟子であり、日本語が堪能な外国人選手だ。
ペタスは
「レディース、アンド、ジェントルマン…ブルーコナー」とコール、舌の転がしぶりも凄い。
リングサイドの仲間たちからは「あんなにマイクパフォーマンスが上手いなんて」」と多くの人が驚きの声を上げた。
試合後の表彰でもしっかりマイクで締めたニコラス。大会後、意外な才能に本人に聞くと「日本では私がこのようにパフォーマンスをすることなんて知る人は少ないと思う」と言う。
元格闘家でありタレント活動も行っているが、リングアナのイメージはない。
聞くと15年ほど前に沖縄やタイでも行ったことはあるが、10年前から麻布にある自身のジム「クロスフィット西麻布」をオープン後はその経営に集中。
リングアナ活動は休止していたという。
18歳のときにデンマークから来日し極真会館の大山倍達の内弟子に。
全日本大会では準優勝、大型選手が揃う90年代から盛り上がったK-1でも活躍した。2001年に行われたK-1 JAPAN GP 2001の決勝戦では武蔵を破り、王者となった。
日本代表として世界と戦った姿勢は感動すら覚えた。
ペタスはどうしても格闘家のイメージが強く、今回のリングアナ姿にはギャップが大きい。極真時代に共に汗を流した成島竜(KWU極真・成島道場師範)は「彼は当時からトークのキレはあった」と内弟子の頃からその片鱗は見せていたようだ。
このマイクパフォーマンス、誰からか教わったのか、ニコラスは「2001年ごろから芸能事務所に入って、周囲のタレントとの交流やマイクパフォーマンスからプロ意識を学びました。声はクリス・ペプラーに憧れ意識したことはあります。2010年から1年半、FM横浜で毎週日曜日にパーソナリティも務めました」とMCでも本格的なプロだった。
クリスペプラーに憧れてるなんてまさに日本人!
現在はK-1の海外向けの配信で解説も行っている。
当時のk-1人気はとにかく凄かったので世界中にファンがいる事だろう。
今後のリングアナについて「やっていきたいですね。日本語、英語バージョンとできますので。声がかかれば」と意欲的。自身のジム経営とMC、さらに多忙になりそうだが、日本でのリングアナ姿も見てみたいところだ。
本当に日本語がうまい
これを↑見ればわかるが芸人のようにトークでしっかりと笑いもとれる。
それにニコラスペタスといえば試合中の骨折も有名だが、、ニコラスペタスが相手にローキックを放ったところ打ち所が悪く、蹴ったペタスが骨折してしまった。
その時に本来ならデンマーク語で痛がるはずなのに、、
「おれた!おれた!よ!」と日本語で叫んだ。
もはや日本人よりも日本人らしいと誰しも感じた瞬間だった。
そんなニコラスペタスは人気なのでもっと応援したいですね。