大昔の地球は驚きだ!
エジプトの科学者チームは、足が4本ある新種のクジラの化石を発見したと発表したという!!
この化石は約4300万年前に生息していた水陸両生のクジラ「フィオミケトゥス・アヌビス」のもので、エジプトの西方砂漠で見つかった。
4300年前じゃないよ!万年前!
Qところで、何でアヌビス?
それは頭蓋骨が、ジャッカルの頭を持つ古代エジプトの死者の神「アヌビス」に似ていることから、この名がつけられたという。
現代のクジラの祖先は、約1000万年前に陸上で生活していたシカに似た哺乳類から進化したという。
つまり現代のクジラの祖先よりも前のクジラ!
フィオミケトゥス・アヌビスは体重が推定約600キロ、体長は約3メートル。意外と小さいレベル
小さいが獲物を捕らえるための強力なあごを持ち、水陸の両方で生活していたとされる。
陸上にクジラいたら引きますわ
ところで、四足クジラの、化石が見つかった場所は砂漠だが、なぜなのか?
マンスーラ大学の科学者が、今回エジプトのファイユーム窪地で見つかった部分骨格を分析した。この地域は現在は砂漠になっているが、かつては海に覆われていたため多くの化石がそこに存在する。
足があるクジラの化石が発見されたのは今回が初めてではないが、フィオミケトゥス・アヌビスはアフリカで見つかった中で最古の半水生のクジラとみられる。
約5000万年前に南アジアで、最初のクジラ類が進化したと考えられている。2011年にはペルーの古生物学者チームが、4本足で水かきとひづめを持つ、約4300万年前のクジラの化石を発見した
ロマンがある。
人間のいない手付かずの自然をみてみたい。