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パパラギという本

パパラギとは何か?


100万部のベストセラー、103年前の本

1920年に出版された本です。


日本では、1981年に『パパラギ―はじめて文明を見た南海の酋長ツイアビの演説集』(著:ツイアビ、訳:岡崎照男)として立風書房から出版された。


日本での出版も42年も前だ。





混迷の時代にこそ必要とされる不朽の叡智がこの一冊にある。


パパラギ』は、都市人間の机の上の一本の椰子だ。
 ―と解説にある。
一本のヤシ?

少し分かりにくい表現ですが、南国の雰囲気と一本木の正直さ、純粋さ、、自然の恵み、、と言ったところか。





現代社会に警鐘を鳴らす歴史的名著として知られています。

南海の酋長ツイアビは、はじめてパパラギ(=白人)たちの「文明社会」に触れた驚きを、
島の人々に語って聞かせる。お金、時間、都会、機械、情報、物欲・・・・・・。



その内容は、深い洞察と知恵、
素朴にして痛烈な啓示に満ちた文明批評として、今なお輝きを失っていない。



そう100年たった今こそ当てはまるかもしれない。 

100年前にスマホができるとは考えられなかったが、スマホばかり見ている現代人ならツイアビは何と言うだろ?


豊かさを追い求めてモノと時間を切り刻み、
無辺の闇にたどり着いてしまった私たちが、今こそ真摯に受け止めるべきメッセージ。



パパラギとは何か?



パパラギ」とは「白い人」「外国人」の意である。


簡単に言うと、南国の酋長が文明人気取りの白人をこき下ろした物語り。

しかし、これはフィクションであり、実際に酋長が文明を見せられて「どう?」と言われていたら「おお!いいね!」と言っているかもしれない。



だが、このパパラギにはロマンがある。


本の内容はザッと以下の通り

パパラギのからだをおおう腰布とむしろについて

石の箱、石の割れ目、石の島、そしてその中に何があるかについて

丸い金属と重たい紙について

たくさんの物がパパラギたちを貧しくしている

パパラギにはひまがない

パパラギが神さまを貧しくした

大いなる心は機械よりも強い

パパラギの職業について--そしてそのために彼らがいかに混乱しているか

まやかしの暮らしのある場所について・束になった紙について

考えるという重い病気

パパラギはわたしたちを彼らと同じ闇の中に引きずり込もうとする






Wikipediaによるとこの著作の内容は編者ショイルマンによるフィクションだそうです。


つまり本当に南海の酋長の言葉ではない。
   
だが、文明批判としては的を射ている点は多くある。とはいえ批判に傾きがちで所々にやや不自然な印象を受けるのは、フィクションだからか?



この文明批判でもある書【パパラギ】は10以上の言語に翻訳された。ヒッピー・ムーブメントの時代には人気を博し、出版から50年後にカルト本としての様相を呈した。ドイツ語版だけでも170万部が売れたというんだから化物本のレベルですね。



日本では、1981年に『パパラギ―はじめて文明を見た南海の酋長ツイアビの演説集』(著:ツイアビ、訳:岡崎照男)として立風書房から出版された。帯では開高健村上龍朝日新聞天声人語」が賞賛している。


■■ぶっちゃけ読んだ感想■■


「まあ、そうだよね。文明にたよりすぎな場面はあるよね、、」

って事と

「別にそれはよくないすか?」って意見もある。


なんにせよ

読む事をオススメする。