ボクシングのWBAスーパー&IBF&WBC世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)が13日、東京・有明アリーナでWBO世界同級王者ポール・バトラー(英国)に11回TKO勝利した。
いやはや凄い
アジア人初となる4団体統一の偉業を成し遂げた。
前評判では圧倒的に井上。
そりゃそうでしょう。
PFPですからね。
いざゴングがなると、その通りの試合展開。
ガードを固めるバトラーに対して、ボディー、ワンツーと的確な攻撃を与えていく。
バトラーは試合を受けただけでも勇敢だ。
バトラーは決定打だけは許すまいと、がっちりとガードを固めるが、井上はリズムに乗った攻撃を加えていく。
サンドバッグ状態だ。
ディフェンスに専念するWBO王者バトラー。
ラウンドを重ねても全く前に出てこない。
バトラーの作戦としては「ミスパンチを待ち、チャンスを待っていた」みたいな感じ
しかし、みてる人は退屈な試合だった。
現に解説を務めた元3階級王者の長谷川穂積氏は「倒れないことを考えてやっているようにしか見えない。これでは井上尚弥には勝てない」と厳しく指摘。
井上も一向に出てこないバトラーを挑発するようにノーガードや、9Rには両手を後ろに組みパンチを誘うが、バトラーは一向に乗ってこなかった。
これで挑発にのれば思うツボですからね、、そこはバトラーが正解というか、、バトラーはガードを固めるくらいしか作戦がなかったんでしょう。
11Rに試合は動く、ギアを上げた井上はロープ際にバトラーを追い詰めると、ボディー、フックを叩き込み、バトラーがついにダウン。
このまま立ち上がれず、レフェリーが試合を止めた。
めちゃくちゃ痛いんだろうね。
井上が4本のベルトを統一。歴史的な偉業を達成した。
井上尚弥は29歳
一方WBO王者だったポール・バトラーは34歳
イギリスのベテランを倒した!
全階級を通じて史上9人目、日本初、バンタム級初の主要4団体統一王者となった。
凄い歴史的瞬間だ。
井上の戦績は24戦全勝(21KO)。
バトラー陣営もお手上げだったようです。
井上尚の強さを肌で感じたバトラー陣営のジョー・ギャラガー・トレーナーは「3、4回は自分たちのペースに持っていけるかと思ったが、6、7回で切り替えてきた。井上尚弥のボクシングの頭脳、スピードはほかの選手と次元が違う。まさにパウンド・フォー・パウンド1位だ」と脱帽。
3 4回は行けると思ったのかよ、、
井上尚弥が危ないシーンは今回は皆無でした。
世界王者4人を育成した名トレーナーもお手上げだった。
防御力がめちゃくちゃ凄いバトラーってイメージはつきました。
バトラー選手は井上尚弥相手に11ラウンドもった選手として名前を上げたかもしれない。