ライジンがぴあアリーナMMにて『Yogibo presents RIZIN.31』が開催された。
スダリオ剛はvs.SAINTと試合をした!!
スダリオ剛は暴行事件で角界を引退した貴ノ富士だ。
RIZINは5戦目
3戦目までプロレスラーを相手に勝利を重ねていた!
しかし4戦目ではシビサイ頌真(しょうま)を相手に惨敗。
再起をかけた5戦目の相手とは?
何と!現役の米軍海兵隊員のSAINTが相手を務める事に。
ラッドレイン・セイント・イルメ
は横須賀海軍基地で働く勤務4年目黒人男性だ。
格闘技ジム「Y&K MMA ACADEMY」で今年から格闘技を習いはじめたという。
つまり、ほぼ素人だという。
とはいえプロデビュー3戦目にして初黒星を喫したというのだから、ポテンシャルは凄いはずた。
そして海軍勤務なのだから格闘家になる前も相当鍛えていたはず だ。
そもそもあんなデカイ黒人米軍に普通の男性は勝てない、、
そんなSAINTはスダリオを称賛した。 「私がミスをしてしまった。スダリオは、ベリーストロングファイターだ。アメリカ合宿の勢いを持ってくると思っていたが、本当に強い選手だった」
スダリオ剛は強い。
総合格闘家としては、まだ未知数ではあるが勝ち癖をつけるのは良いかもしれない。
スダリオ剛はパンチや膝蹴りでSAINTを追い込む
SAINTが前に出ようとしたところにスダリオの右ストレートがヒット。ふらつくSAINTがコーナーを背負うとスダリオの左フックが顎に入り、これでSAINTは前のめりに倒れKO勝利となった。
勝利したスダリオはアメリカで修行したらしく、「どういう展開になっても大丈夫だろうという強い気持ちで行きました。あんまり覚えてないんですよね。興奮して楽しくなっちゃって!相手が思い切り打ち込んできてくれるってので、すごいテンション上がったし興奮しちゃったからあんまり覚えてないですね」と語った。
大晦日出場も有望視されるが、今後は外国人を中心に相手を求めていくとのことだ。
スダリオは6月の東京ドーム大会でシビサイ頌真(30、パラエストラ東京/巌流島)にネイキッドチョークで総合格闘技転向後、4試合目にして1本負けを喫していたが、米国で2か月間に及ぶ武者修行を敢行、
124キロあった体重をトレーニングで115キロにまで絞り込んだ。
サンディエゴで柔術、ラスベガスでは、UFC、ベラトールのトップファイターたちとスパーリングを積んできたという。
RIZIN参戦3戦目では、宮本和志をKOした後にも、興奮して攻撃を止めず、両陣営乱れての乱闘騒ぎとなり、ファイトマネーの25%相当の罰金を科せられた。だが、この日は、相手がうつ伏せに倒れるのを確認すると追撃の一打は放たなかった。 「レフェリーの動きが見えた瞬間にやめた。精神的に強い選手にならないと」
スダリオが次に求めるターゲットは、負けたシビサイとのリベンジマッチかと思われたが、意外なコメントを口にした。
「(シビサイ戦は)すぐには無理だろうと思っていて。リベンジには、そこまで固執していない。国境が開けば、海外選手と優先的にやりたい」
新型コロナの感染が減少傾向にあるため、今後、海外選手の招聘が緩和される可能性が強いという。
シビサイにはまだ、勝てないと予想したんだろう。
なるほど自分の実力も理解していそうだ。
大相撲力士はガチンコでも強いのでは!?
元横綱曙が格闘家に転身して幻想は消えた。
曙はボブ・サップにリングに這わされ
戦闘竜、把瑠都、大砂嵐などが総合格闘技に挑戦するもスタミナ不足と総合の技術を習得できずに消えていった。
しかし、スダリオ剛は強い。
元総合格闘家のエンセン井上氏の指導を受けながら、着実に成長している。
スダリオは日本のトップファイター
シビサイに手が届くまで強くなれるかもしれない。
ちなみにシビサイ頌真(しびさい・しょうま/30=パラエストラ東京)は何と!!
自宅に侵入した泥棒を取り押さえ、警察を呼び、見事逮捕に繋げていたという!!
シビサイの自宅はマンションの1階だったようで、帰宅すると、台所に手袋をした男が立っていたという。
一瞬驚いたが背を向けていたので、アレ、友達を泊めてたかな?と考えた。すると男がダッシュでベランダ方向に走り、手すりを飛び越え逃げる。シビサイは泥棒だと確信し、追いかけ、手すりを飛び越え追いつくと後ろ襟をつかんだ。
「誰だ、お前は!」と言いながら引き倒し、仰向けに倒れた相手に対しとっさに出たのは、膝を相手のボディの中心に当てて制圧する柔術技のニーオンザベリー。
そのままシビサイはポケットにあった携帯電話で110番通報。
都内の警察署から現場まで近く、押さえ込んで約3分で警察が到着。そして見事引渡しに成功、犯人の逮捕につながった。
犯人は50代の常習犯で盗み目的で侵入したという。
いや凄い、けど、危ないので注意すべきですね。
♢シビサイ頌真(しびさい・しょうま/30=パラエストラ東京) 1991年3月11日 千葉県出身/身長191cm、体重108kg/MMA戦績/7勝(3KO/4一本)2敗
ラオスと日本のハーフで中学から柔道を始める。
高校卒業後に「俺は最強を目指す」と決意し、19歳からパラエストラで柔術を学ぶ。190cm超えの恵まれた体格を武器に12年よりMMAデビュー。今年6月にはスダリオ剛に3R、チョークでの一本勝ちが記憶に新しいが、RIZINをはじめ、ベラトールジャパン、巌流島、DEEP、ZSTなど秒殺勝利を重ねてきた日本屈指のMMAファイターである。