キングオブコント審査員の審査を、して何になる?
今後のお笑い界を担う審査はかなり重要だ。
お笑いのコンテストでは、パフォーマンス中に審査員の顔が映しだされる。
だいたいギャグというかおもしろいことを言った直後、受けている客席とともに「ニマっと笑っている審査員の顔」が一瞬、映しだされたりする。
先だっての「キングオブコント2021」でも映しだされていた。
2021年のキングオブコントは、大幅に審査員が入れ替わった。
審査委員長はダウンタウン松本人志
お笑い界のトップといって間違いない。
松本人志よりも先輩は数多くいるが、間違いなく令和のお笑いを引っ張っているのは松本人志だからだ。
2021年のキングオブコントの審査員は
かまいたちの山内健司、ロバートの秋山竜次、バイきんぐの小峠英二、東京03の飯塚悟志。
ちなみに2020年はバナナマンの設楽と日村
さまぁ~ずの三村と大竹
いわゆる東京芸人だし、両組ともホリプロ。
お笑いの好みが偏りそうだが、今年はバランスが良さそうだ。
小峠は少しタレント性で選ばれた感はあるが、他の審査員は職人肌のコント師だからな
2021年は圧倒的に松本人志が顔を抜かれた。
東京03の飯塚悟志は年長者でありベテランでもあるので少し余裕があったように見えたが、残り3人は緊張していた。
松本人志の次に多く感じたのはロバート秋山
彼は顔が面白いし、天才肌なので面白い。
バイきんぐ小峠は笑顔が爽やかで東京03飯塚はCMでもお馴染みなのでポップだ。
少なかったのはは山内健司だ。
かまいたちの山内。
表情が固いのだ。
真面目に審査していたのだろう。
審査員として真剣すぎて、テレビ的な表情を作っていなかった、もっと気楽に審査しても良さそうだ。
2020年の審査員は余裕があった。
しかし、、なあなあになっていたのは否めない。
2021年の、キングオブコントは審査員の緊張もあり、ピリッとした大会にもなった。
面白かった。
志村けんさんや新喜劇の小籔千豊などコテコテのお笑い人やこの人わかってるのかな?
って人が1人くらい審査員にいても良さそうだ。
その人がヘンテコな審査をしてもネットで叩かないで!
と松本人志が釘をさしておけばよい。
大昔の番組、お笑いスター誕生では芸歴3年ほどのタモリが審査員としていたのだから、それはそれで、すごい
ラフでありバラエティー感が、すごい。
審査員の審査としてはかなりよかった。
お笑いに職人肌が見れない小峠だが、
もし小峠ではなく
インパルスの板倉や劇団ひとりなどが審査員として座っていれば、かなりマニアックな笑いも評価されそうだ。
それはそれでお笑いの爆発力が弱くなりそうなので
今回はバッチリの布陣だった。
あっぱれ