渋谷系音楽の先駆け的存在のコーネリアス
小山田圭吾がパッシングされている。
なぜだ?
コーネリアスの名曲は数々ある。
マヨネーズのCM曲もあるしperfect rainbows
などの初期作品も音楽的評価はかなり高い。2ndアルバムはかなりダンサンブルな作品でこちらもかなりの良作であった。
そんなアーティスト小山田圭吾がなぜ?
パッシングされているのか?
なぜなら小山田圭吾がオリンピックの開会式の楽曲を担当することになったからだ。
平和の式典のようなオリンピックに過去に壮絶なイジメをした小山田圭吾で良いのか?
そんなツイートが拡散され、、炎上に繋がったわけだ。
小山田圭吾が過去に雑誌のインタビューで長年にわたって同級生をいじめていたと告白していたことを巡り、15日に「いじめ自慢」としてツイッターでトレンド入りするなど「炎上」状態になった。
組織委員会が14日に開会式の楽曲を小山田さんが担当すると発表していた。
ツイートが根拠としているのは、「ロッキング・オン・ジャパン」(1994年1月号)と「クイック・ジャパン」(95年3号)に掲載されたインタビュー記事2本。
小山田さんが通っていた私立小学校から高校で、障害者とみられる同級生2人をいじめていたと明かしたとされていた。
その内容は目を塞ぎたくなるようなひどい事ばかり、犬の糞を食べさせたー
とか、、
クイック・ジャパンの記事には「この場を借りて謝ります(笑)」との記述もあるが、笑いながら語ったと描写されている。
この記事はイジメ問題が浮上すると必ず誰かしらが、話題に出すので有名な話しだが、今回知った人も多いのだろう。
ツイートは15日午後6時までに1万回近くリツイート(再投稿)され、7000以上の「いいね」がついている。
ツイッター上には<人選ミスにもほどがある>などの投稿があった。
小山田さんを起用した組織委の対応を批判する内容も目立った。
「有名な話しって事は組織委員も知ってたのでは?それなのにコーネリアスを選んだの?」
などだ。
この過去のイジメを掘り出してリンチするのは良くない!
としているのが批評家の東浩紀氏(50)だ。
「大昔の発言や行動記録を掘り出してネットで超法規的にリンチするのはよくない」との考えを示した。
ネット上では、小山田氏自身が障がい者をいじめていた経験を明かしている、雑誌のインタビュー記事が取り沙汰され、「東京大会にふさわしくない」など批判の声が数多く上がっている。 東氏は15日、ツイッターで、小山田氏の当該インタビュー記事に言及。「これはぼくの世代では有名な話で、ぼく個人も当時知って驚いた記憶があるが、とはいえ25年前のサブカル雑誌のインタビューを持ち出されて批判されるのはきわめて厳しい」とした。
続くツイートでは、「ぼくはまったく擁護派ではないんだけど」と前置きした上で、「いじめがあったのは25年前ではなくおそらく35年くらい前で、それについて語ったのが25年前、しかも当時の出版・メディアの常識はいまとは全然違っていて雑誌の特性上大袈裟な可能性もある」と指摘。
「小山田氏の行動が刑事事件として処罰されるならばやむなしと思うけど、ぼくは、とにかく総じて、大昔の発言や行動記録を掘り出してネットで超法規的にリンチするのはよくないと思うので、いくらいじめが嫌いでもこの糾弾には乗れないですね・・・」と、“ネットリンチ”に反対した。
これに対しての批判も凄いものだ。
「イジメられた被害者が受けたいじめのがリンチよりマシだというのか?」
「イジメを擁護するつもりはないというなら、小山田圭吾を擁護してはならない」
「イジメは絶対にダメ」
「イジメをしたら、それ以上の罰があると思わせる社会じゃなきゃイジメはなくならない。」
などだ。
はたして、小山田圭吾はどう解答するのか?
25年前の告白がこんな事になるなんて、、過去の自分をぶん殴りたい!そう思ってるかも